一昔前から日本の夏は、過酷な環境でした。外気温が急激に上昇し、ただ作業をするだけでも体力と精神力が消耗する状態です。また日本列島の場合、地理的な要素により、湿度の上昇がそこに加わります。高温多湿な状況下では、人の思考力や判断力、そして体力は平均未満に至るので気を付けましょう。
労働環境を安全に管理する、これは倉庫やオフィスの現場責任者に与えられた大事な業務の一つです。いわゆる労災を発生させてしまったら、大きなペナルティを受けますし、管理能力の低さを組織内で問われる事は必至です。6月頃から国内の気候は劇的に変化し、労働者にとって過酷な状態に至りますので、熱中症対策は5月までに済ませておくのが賢明でしょう。センサー機能付きの温度計をオフィスや倉庫に設置しておけば、労災対策に繋がります。
センサーが自動的に現場の温度を記録し、危険な気温に至った時点で警告を出してくれます。センサーが危険を察知した時点で、温度計かスマートフォンやパソコンに、情報を知らせるメールや通知が届くシステムを、オフィスや倉庫の現場管理に導入出来れば、気温上昇による労災や備品の故障、在庫の品質劣化などを一挙にマネジメント出来ます。温度計はコンパクトで軽量、そして薄型な製品がほとんどです。広々としたオフィスや倉庫の場合、複数のセンサー付き温度計を新設しなければなりませんが、単価が安価なので大量に導入しても、初期投資は安く済むでしょう。